当時の映像 |
正式名称は「凌雲閣」。1890(明治23)年竣工の煉瓦造(上層部は木造)の展望台。当時興行街として殷賑を極めた浅草公園六区の北に位置した。 震害により建物の8階以上が崩落し死傷多数。 その後すぐに付近から出火し南に延焼、浅草の繁華街を焼亡させる火元の一つとなった。 余震が続く中、半壊状態のままの放置は危険と判断され、同月23日には陸軍の工兵隊により残存部分も爆破、解体された。 映像では、発破を掛ける為の準備作業が克明に記録されているとともに、一回目の発破では壁の一部が予定通りに爆破できず残存、佇立している様子が記録されている(二回目の発破でこれも爆破した)。 |
当時 | 現在 |
撮影場所と撮影方向 | |
青色の点:撮影場所 緑色の範囲:撮影対象 紫色の扇型:撮影方向とおおよその範囲 |
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